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外貨建保健販売資格試験の日程が「いつ」行われるのかスケジュールがとても気になるところだと思います。
この外貨建保険の販売に関して資格が必要となりました。
試験制度が導入されたのが、2020年10月からです。
試験に合格したうえで、販売員として登録されなければなりません。 


【試験制度の導入について】
なぜこの試験制度ができたのか、その経緯について少し書いていきます。
 
銀行等代理店が販売する外貨建生命保険に関する苦情件数が増加傾向にあります。
2018年には2,500件を超え、6年間で4倍超となっています。
件数の増加としては、びっくりするくらい増えています。
おそらく、苦情になっていない(苦情を申し出ていない)レベルを含めると相当あると思います。
 
苦情の主な原因は、説明不十分が苦情全体の3分の2を占めているのが実情です。
そういったなかで、外貨建生命保険の募集に関するリテラシーを高めるためこの試験制度ができたのです。

つまり、トラブル防止のため、そして加入者にしっかり理解していただいた上で適切な保険に入ってもらうためにこの試験制度ができたといっても過言ではないでしょう。
しっかりした知識、そして募集人としてのリテラシーを備えるための試験なのです。
逆に言うと「保険募集人としてのリテラシーが不十分であれば、販売資格を与えたくない、保険を売って欲しくない」というのが本音のところではないでしょうか・・・
資質を備えた販売員に保険を売ってもらうことで、顧客の資産形成をするというミッションに貢献できるのです。

この試験制度は最近できたものなので、
  • 「どの程度の問題なのか?」
  • 「自分にとって合格するために必要な学習期間がどれ位必要なのか」
を知って、試験学習に臨む必要があります。

つまり、試験に合格するために必要な勉強時間を把握することで無理のない学習対策ができるのです。

テキストとワークブックの量からして、暗記が得意な人であれば、忙しくても1~2カ月程度あれば一通り暗記学習できるのではないでしょうか・・・
(試験や暗記が得意な人であれば、直前でも大丈夫かも知れません・・・)

もしあなたが、「暗記がそれ程得意ではない」「なかなかまとまった学習時間が取れない」
のであれば、数か月程度で一通り学習すれば、ムリなく試験に合格できると思います。


そういった感じでスケジュールを組めれば、試験の日程を迷わずに決められます。
ちなみに、試験日の日程は・・・

試験は毎月開催、2022年4月予定の登録制の開始まで受験回数の制限なし
となっていましたが、4月以降の受験可能回数は年間3回となりました。

とは言え、失敗して何度も受験するような試験ではありません。
やるからには、必ず一度で試験に通る必要があります。
しっかり勉強すれば決して難しい試験ではありません。 
そのため「試験に落ちた」ということは、単に合格できなかったことを意味しません。
むしろ、そのほかの事の方でデメリットが大きいです。

それは、、、



上の記事にあるようなことは、今後も発生すると思います。
この外貨建保険販売資格試験に限ったことではありません。
他の昇給・昇格に関して必要な試験でもそうなのです。 
特に保険や金融機関などの業界は、厳しい状況にあります。
少しでも自分にとって不利にならないようにしないといけません。

ほんの少しの努力で済むことなのですから・・・